決算前の在庫整理を諦めようとしていらっしゃいませんか?確かに在庫整理や在庫処分は手間がかかるため、なかなか手の付けにくいものです。
今すぐ処分しなくても会社に大きな損失が出るわけではないし…とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、決算前に在庫処分をすることには大きなメリットがあります。
今回は、決算前に在庫処分をすることのメリットについてお伝えします。
・決算前の在庫処分のメリット
決算前に在庫処分をする最大のメリットは、節税に直接的な効果があるということです。決算の際に在庫は棚卸資産として計上され、国が会社に対して課す税のもとになります。
つまり、特に売れるあてのない無駄な在庫を抱えていればいるほど、会社にとって厄介な税が多く課されることになり損をしてしまうわけです。
決算前に在庫処分をしておくと、この無駄な在庫にかかる税金を減らすことができるため、節税になります。また、処分の際に在庫品買取業者に依頼しておけば、在庫品に対して代金を支払ってもらえるため、会社としての売り上げも上げることができます。
つまり、決算前に在庫品買取業者に依頼して処分をした場合、節税できた分の税額+買い取ってもらった分の金額の二項目において得をすることができます。
・なぜ決算前?
決算の前でなくても在庫処分をすればよいじゃないかと思われる方もいるかもしれません。しかし、在庫というのは時を経れば必ずしも溜まっていくもので、いかに在庫を溜めないようにしても決算時にはある程度在庫を抱えてしまう可能性があります。
そのため、在庫処分をした直後が一番その会社にとって無駄な在庫が少ないタイミングであるため、決算時の税計算にとって一番効果が高いのは決算前の在庫処分ということになります。
・在庫整理と在庫処分
とはいえ、普段から在庫を整理しておくことには十分に価値があります。一番大きな価値と言えるのは、デッドスペースをなくすことができるという点です。
完全処分まではいかなくとも整理をしてできるだけ無駄な在庫を減らしておくことで、倉庫をより有効に活用することができるため、会社の利益につながります。
最近在庫がどうなっているかわからないという方は、一度整理のタイミングをとっても良いかもしれません。
以上、在庫処分のメリットを中心にお伝えしました。会社として売り上げを上げることと同じくらい利益率をあげることは重要です。節税は決算前に少し気を付けるだけでできる利益率アップの方法ですので、決算前には在庫周りも少し気にされてみてはいかがでしょうか。
また当社では、閉店商品・倒産商品の買取を強化しています。
どのような商品が買取可能なのか「閉店倒産商品」ページをご確認ください。