もうすぐ決算で在庫品をどうするかお悩みの方はいらっしゃいませんか?
実はその在庫品は放っておくだけで会社に損失を与える存在になっているかもしれません。無駄な在庫やすぐに片付きそうにない在庫を棚卸資産として計上するのは嫌ですよね。
今回は在庫品を資産として計上しないためにはどうすればよいのかお伝えします。
・在庫品は持っているだけで損?
在庫品は置いておいても無駄になることはないだろうと思っていませんか?
実は在庫によって発生する損失が二種類あるのです。
1.税がかかる
在庫品は放置しておくと決算期に棚卸資産として計上しなければなりません。決算期に会社の資産として計上されると、国がその会社に課す税がそれによって上がります。ごまかして粉飾決算という形になるのは避けたいところですね。
2.倉庫の有効活用を妨げる
かかる税を増やすだけの在庫に倉庫のスペースを占拠されてしまっては、売れる商品のために有効活用することができません。すなわち、倉庫を不要な在庫品に占拠されていた期間にその場所を活用して売ることのできた商品の利益分、会社は損をしていることになります。放っておくだけで決算の時以外にも損失は発生しているのですね。
・在庫品を決算に計上しないために
まず先ほどもお伝えしましたが粉飾決算は絶対にお勧めできません。節税のために会社としての信用問題以上の問題を引き起こすのはリスクが大きすぎるためです。クリーンに在庫を処分するには有効な2つの手段があります。
1.在庫処分セールを行う
決算期在庫処分セールという言葉を聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。あのようなセールは決算に在庫品を計上することを防ぐという狙いがあります。長い間売れなかった商品など、在庫を無駄に食いつぶしていたような在庫品は思い切ってただ同然のような価格で売って、お店のアピールに使うという手もありますね。
2.買取を利用する
もう一つ計上したくない在庫を何とかするために業者に買い取ってもらうという方法があります。在庫処分セールではどれだけ売れるかは正確に予想することができません。
買取依頼をすれば、依頼をした分は確実に処分することができますので、計画的に決算期を迎えることができます。
以上、在庫品を決算に計上しないために、決算期前に在庫品を処分する方法についてお伝えしました。セールだけではなかなか売り切れない在庫品も買取を利用することで有効に活用することができるのではないでしょうか。ぜひ一度、検討してみてくださいね。
また当社では、閉店商品・倒産商品の買取を強化しています。
どのような商品が買取可能なのか「閉店倒産商品」ページをご確認ください。