滞留在庫がどうしても増えてしまうという悩みを抱えている業者の方はいらっしゃいませんか?
在庫が毎回残ってしまうのは、本当に大きな悩みですよね。
そこで今回この記事では、滞留在庫が溜まってしまう原因を説明します。
もし今、何も意識しないで在庫を発注していたら、是非以下のことを参考にしてみてくださいね。
■現在の状況
昔と今では、在庫を取り巻く状況は大きく変わってきています。
昔は、在庫管理に気をつかう必要はありませんでした。
なぜなら昔は需要>供給のバランスだったので、
作れば売れる、仕入れれば売れるという環境だったからです。
しかし、現在は、需要<供給で昔と全く逆の状況になってしまっています。
そのため昔のような在庫管理は一切通用しません。
昔のままの考え方でいると、会社の経営が厳しくなってしまう傾向があるので注意するようにしましょう。
■増える原因
1.たくさん買うと安くなるから
確かにたくさん一気にたくさん買うことによって、費用を安く済ませることができます。
しかし、何日あればすべて使い切ることができるでしょうか。
また、その期間の保管場所はどうすればいいのでしょうか。
物はなんでも劣化してしまいます。
長期保管によって品質の低下を招いている可能性があるので注意が必要です。
2.在庫の記録をとっていない
過去のデータは役に立たないと思っている方も多いかもしれませんが、それは大きな間違いです。
在庫分析をしっかりと行っていれば、そのような考えには至りません。
セブンイレブンやトヨタでもデータをしっかりとって、過去の傾向の分析を行っています。
未来のことは誰にもわかりませんが、過去のことなら誰でも確認することが
可能です。記録を管理するにあたって、1番大事なのが、入庫数と出庫数を記録することです。
これをしておくと在庫数をきちんと把握することができます。
3.勘で発注を行っている
勘で発注をしている理由として、以下の2つがあげられます。
・在庫数を把握していない
棚卸の時しか在庫を把握してない業者の方もいるのではないでしょうか。
・頼るものがない
発注する上で大事なのは、需要予測です。
余剰在庫=販売実績−需要予測となります。
需要予測は、過去の実績と市場調査から成り立っています。
■まとめ
今回は滞留在庫が溜まってしまう原因を紹介しました。
今回ご紹介したことを是非参考にして、在庫管理の改善に向けて役立ててみてください。
また弊社では、買取をおこなっています。
何か気になったことがございましたら、是非お気軽にお問い合わせくださいませ。
また当社では、閉店商品・倒産商品の買取を強化しています。
どのような商品が買取可能なのか「閉店倒産商品」ページをご確認ください。