部品と完成品の管理はしっかりできていても、仕掛かり品はあまり気にしていなかったという方が実は多いです。
実は、仕掛かり品もしっかりと在庫管理を行わないと、生産性を下げてしまいます。
今回は、仕掛かり品の特徴と在庫管理を怠ると発生する問題をご紹介します。
仕掛かり在庫の特徴を解説します!
まずは、仕掛かり品の定義から説明します。
仕掛かり品とは、原材料と製品の間の工程でできるもので、製品を製造している途中のものを指します。
また、半製品がその状態で売れるのに対して、仕掛かり品は販売できません。
仕掛かり品の金額は、それを製作するためにかかった直接製造費と製造間接費の総計で計算できます。
直接製造費には原材料と組立や加工にかかった作業費などが含まれ、製造間接費には事務員の人件費や水道光熱費などが含まれます。
仕掛かり品は、作りすぎても少なすぎてもダメで、適正在庫を維持管理する必要があります。
なぜなら、作りすぎると工場のラインやキャパを圧迫してしまいますし、少なすぎると次の工程を効率よく回せないからです。
仕掛かり在庫の管理を徹底する必要性とは?
仕掛かり在庫が増えてくると、具体的にどのような問題が起こりうるのでしょうか。
この項では、2点解説します。
1つ目は、キャッシュフローが悪くなってしまうことです。
仕掛品は、製造現場に溜まりやすく、部品をはるかに超えるコストが流出してしまいます。
仕掛け品は、部品に加えて、人件費もかかってくるためコストがかかってしまうので、キャッシュフローに影響が出るのです。
2つ目は、生産効率が悪くなってしまうことです。
生産現場では、納期の迫る緊急の注文から優先的に対応することが多いですよね。
しかし、仕掛品が溜まり、作業スペースを圧迫してしまっている場合、緊急の注文を捌くことが難しくなります。
結果として、納期遅れが発生し失注に繋がってしまうかもしれません。
以上が、仕掛かり在庫が増えてしまったときに起こり得る問題点についての解説でした。
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まとめ
今回は、仕掛かり品の在庫管理の重要性について解説しました。
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