「流動資産って何だろう」「棚卸資産の節税対策をしたい」
この記事をご覧の皆さんはこのようなお悩みを抱えているのではないでしょうか。
今回は流動資産の概要や棚卸資産の節税対策について解説します。
流動資産って何?税金がかからないのは本当?
流動資産というのは、1年以内に現金化が見込まれる流動性の高い資産のことを言います。
また、流動資産は以下のように分類できます。
・当座資産
・棚卸資産
・その他流動資産
1つずつ解説しましょう。
1つ目の当座資産とは流動資産の中でも特に短期間で現金化できるものです。
現金もこれに含まれますし、他にも普通預金や売掛金が該当します。
ただ現金として資産にカウントできるのは事業用の現金のみで、生活用に取り分けた現金は入れないようにしましょう。
2つ目は棚卸資産です。
これは事業を通じて販売するなどの目的で一時的に保有する資産のことを言います。
例えば商品や製品、原材料などが該当し、この資産の額は原則として最終仕入原価法という方法で評価します。
3つ目はその他流動資産です。
当座資金や棚卸資産に当てはまらなかったとしても短期間に現金化や費用化ができる資産なら流動資産に分類されます。
例えば前払金や未収入金、貸付金などが当てはまります。
以上が流動資産の概要とその種類についてでした。
棚卸資産の節税対策について解説します!
次に棚卸資産の節税対策を2つご紹介します。
商品などの在庫をたくさん抱えていてお悩みの方は必見です。
1つ目は最後に仕入れる商品単価の在庫を抑えることです。
一般的な中小企業だと評価方法を選択して届け出をしているところは少ないかもしれませんが、届け出を出していない場合は最終仕入原価法で評価することになります。
この評価法は事業年度の最後に仕入れた商品の仕入単価によって在庫商品の金額を評価する方法になります。
そこで節税できるポイントとしては、最後に仕入れた商品の単価を抑えて在庫の金額を低くすることです。
2つ目は在庫を減らすことです。
在庫を減らすには決算セールなどをして売ることや廃棄するなどの方法があります。
その他にも利益の圧縮方法があるのであらかじめ確認してみてください・¥。
まとめ
この記事では流動資産について説明しましたが理解は深まったでしょうか。
流動資産とは1年以内に現金化できる流動性の高い資産のことを言い、3つの種類に分かれます。
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