「不良在庫とは何だろう」「不良在庫を処分するメリットはあるのだろうか」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、不良在庫についてや不良在庫を処分するメリットについて紹介します。
商品の在庫を抱えてお悩みの方の参考になれば幸いです。
不良在庫とは?
不良在庫とは、何らかの原因により適正価格で販売できない商品のことを指します。
例えば、部品が欠損していて販売や使用できない商品が挙げられるでしょう。
適正価格を下回ってしまった在庫は、人件費などのコストを考慮するとマイナスになります。
こうした在庫は不良在庫として扱われます。
ではなぜ不良在庫が生まれるのでしょうか。
不良在庫が発生する原因について確認していきましょう。
一番の原因は、買いすぎです。
商品を買いすぎてしまい、売れ残り、適正価格を下回って売る場合がこれにあたります。
また、商品には経年劣化があるため、使用しないで置いておくだけでも品質が下がってしまいます。
他の原因として、作りすぎや管理不備などが考えられます。
適切な量以上の商品の数は在庫を増やし、最悪の場合廃棄されます。
また、適切な管理をしなかったら、商品が劣化してしまい不良在庫になってしまうでしょう。
不良在庫を処分するメリットとは?
不良在庫を抱えた場合は処分することをおすすめします。
そこで、不良在庫を処分するメリットを紹介します。
1つ目は、管理コストの削減につながることです。
不良在庫は、保管するために倉庫や人によるチェックが必要です。
これらには倉庫代や人件費、光熱費などのコストがかかります。
不良在庫を処分すると、これらの管理コストを減らせるため、キャッシュフローも改善できるでしょう。
2つ目は、金融機関から融資を受けやすくなることです。
なぜなら、金融機関の融資審査の際には「在庫回転率」をみて判断することがあるからです。
不良在庫を処分すると、在庫回転率が上がるため審査に通過しやすくなるでしょう。
3つ目は、節税の効果があることです。
不良在庫のままでは、税金が発生してしまいます。
これは、在庫が棚卸資産として計上されるからです。
不良在庫の値引き販売や、廃棄などによって節税できることがあります。
まとめ
今回は、不良在庫とは何かについて紹介しました。
また、不良在庫を処分することで得られるメリットについても解説しました。
不良在庫をお持ちで、お悩みになっている方はぜひ一度当社にご相談ください。
閉店商品・倒産商品の買取を強化しています。
どのような商品が買取可能なのか「閉店倒産商品」ページをご確認ください。