廃業した際の在庫と仕訳について!買取のプロが説明します!

廃業を予定している方はいらっしゃいませんか。
そんなときは仕訳についてチェックしましょう。
この記事では、廃業の際の仕訳と在庫について詳しく解説します。
ぜひお役立てください。

廃業の流れについて紹介します

廃業とは、個人や会社かかわらず、事業を当事者の意思に基づいてやめることを指します。

また一般的には、それに伴って必要な清算に関する手続きや流れといった様々な工程を含んだ言葉として使われています。

よく倒産や破産といった言葉と混同されている方がいらっしゃいますよね。

まず倒産とは一般的に経済的に事業がこれ以上続けられないという理由で、事業を畳む場合を指す言葉です。
倒産が廃業と異なる点としては、こちらは事業者の意思に関わらず、事業が続けられない状態を指します。

次に、破産とは債務が返せないまま、事業が継続できない状態に陥り、清算をするために行う法的な手続きを指す言葉です。

廃業をするためには次のような工程が必要です。

・登記
・法手続き
・在庫の売り切り
・設備の処分
・物件の原状復帰

仕訳とは?

皆さんは仕訳をご存知ですか。
これは、簿記上の取引の記帳方法を指す言葉です。

そもそも、簿記では全ての勘定「貸方」と「借方」の2つに分けて記帳します。
貸方とは、出ていくお金や商品を指し、借方は増えた資産を指します。

例えば、在庫を廃棄処分した場合では貸方は棚卸資産の金額で、借方は棚卸廃棄損の金額で記帳しましょう。

また、閉店セールや値引き販売、業者に依頼して在庫買取を依頼した場合などは記帳の方法が異なります。

こういったケースでの仕訳では通常と同じように販売取引として仕訳を行いましょう。
貸方は売上高の金額を、借方は現金預金の金額を記帳します。
この際、借方に仕入額を、貸方に棚卸資産の金額として記帳することを忘れないようにしましょう。

帳簿を操作して都合の良いように書き換えることは法律に反するため、絶対に行わないようにしてください。

不要な在庫は、処分する前に買取を検討することがおすすめです。
セールでなかなか売れない場合など、早めに買取に出した方がコストの節約になるでしょう。
当社の買取サービスでは、様々な商品を買取対象としているためぜひ一度お問い合わせください。

まとめ

今回は廃業時の在庫仕訳について紹介しました。
セールや安売りで売った場合や買取で処分した場合、廃棄した場合などそれぞれの仕訳の方法について確認しておくと、手続きがスムーズですよ。

閉店商品・倒産商品の買取を強化しています。
どのような商品が買取可能なのか「閉店倒産商品」ページをご確認ください。

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