在庫が増え続けて悩んでいる方はいませんか。
業務を円滑に進めるには、適度な在庫は必要ですが、過剰に保有してしまうと様々な悪影響も発生します。
そこで今回は、在庫が残る理由、在庫が増えるデメリットをご紹介します。
在庫が残る理由をご紹介!
ここでは、在庫が残る理由を5つご紹介します。
1つ目は、過剰在庫です。
品切れや原料、部品切れなどで生産ができなくなることを恐れて、また、機会損失を避けるために在庫を過剰に持つのでしょう。
2つ目は、流行や季節です。
商品によっては、流行の波が早いために型落ちすると売れにくくなる場合や、シーズンものだと季節が外れて売れ残る場合があるでしょう。
3つ目は、部品などの仕様変更に伴う滞留在庫です。
仕様変更に伴い発注していた部品などの在庫が使われなくなることがあります。
これは在庫が余る原因になるでしょう。
4つ目は、閉店や廃業です。
閉店や廃業が決まり、在庫を値下げして販売しますが、セール後に余る場合があるでしょう。
5つ目は、発注ミスや返品です。
オーダーミスや発注された商品をキャンセルされることで、在庫が残る場合があるでしょう。
在庫が増えるデメリットをご紹介!
ここからは、在庫が増えるデメリットを6つご紹介します。
1つ目は、収益が悪化することです。
過剰在庫は、廉価販売でも売れない場合は廃棄するため、収益の悪化を招くでしょう。
2つ目は、商品の価値が低下することです。
在庫を保管している間に品質が劣化したり、陳腐化したりして商品価値が低下するでしょう。
3つ目は、管理費用が発生することです。
在庫には保管場所と管理が必要です。
仮に広い倉庫を持っていたとしても、在庫を煩雑に積み上げたり、温度・湿度管理が必要な在庫に対する管理がずさんだったりすると品質劣化が早くなるでしょう。
4つ目は、付加価値を生まない無駄な作業が発生することです。
仕入れ先から倉庫へ、倉庫から在庫置き場へ、倉庫から販売店や消費者へ、売れ残った商品は販売店から倉庫へと運搬されます。
在庫店数が多くなると売れない商品を移動させて在庫スペースを確保したり、在庫の数を数えるといった作業も発生します。
これらの作業は全て付加価値を生まないものと言えるでしょう。
5つ目は、維持費の増加です。
在庫が過剰に増えると様々な経費がかかります。
また、運送費や人件費、生産に要した電力やそのほかの資源、燃料などの浪費に繋がるでしょう。
6つ目は、キャッシュフローが減少することです。
在庫は期末に棚卸資産として会社の資産となります。
貸借対照表上では資産として価値は維持されますが、キャッシュフローは悪化します。
そのため、自由資金が減少するでしょう。
まとめ
今回の記事では、在庫が残る理由、在庫が増えるデメリットをご紹介しました。
在庫が増え続けていることで悩んでいる方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
閉店商品・倒産商品の買取を強化しています。
どのような商品が買取可能なのか「閉店倒産商品」ページをご確認ください。