倒産後の在庫はどうなるのか気になるという方はいらっしゃいますか。
会社の倒産後は残された在庫や備品をどうすればいいか迷いますよね。
実は、それらの倒産品は買取業者に買い取ってもらえるのです。
そこで今回は業者による倒産品の買取について詳しくご紹介します。
倒産品は買取に出すことが可能
事務用品、家電製品などの備品や商品在庫などの倒産品は、買取に出して処分することが可能です。
ただし、正当な理由がなければ勝手に処分することはできません。
正当な理由として、具体的には倒産品の売却額を破産手続きの費用に充てたい、弁護士に破産手続きを依頼したいなどの理由が挙げられます。
そうした理由があれば、倒産品は自分で買取に出せます。
ただし、倒産品を売却するときの価格には注意をしましょう。
なるべく早く処分をしたいからといって、市場価格と比べて極端に低い価格で売却してしまうと、破産管財人から財産を不当に処分した疑いをかけられることがあります。
買取をしてもらいやすい可能性が高い倒産品としては、コピー機やデスクなどの事務機器、飲食店の厨房機器、家電、タオルや食器などの日用雑貨が挙げられます。
洋服や衣装などは流行に左右されるので、古いものは買取不可の可能性もあるでしょう。
食品や飲料の場合は消費期限や賞味期限の長いものであれば買取可能な場合もあります。
倒産品を買取に出す手順とは
まず、倒産品の買取を行っている業者を選び、メールや電話で申し込みをします。
次に、業者の方に倒産品の査定に来てもらいます。
業者や商品の種類によっては実際に来てもらう代わりに写真を送ったり、サンプル品を送ったりする場合もあるでしょう。
また、スムーズに査定が行えるように、あらかじめ品目別のリストを作っておくと便利です。
査定後は見積もりが提示され、お互いの了承が得て商品を引き渡せば取引完了です。
業者を選ぶときは良心的な会社を選ぶようにしましょう。
倒産品だからといって安価に買取をされないように、業者の対応や買取実績などを見て、良い業者を選別することが大切です。
また、業者に買い取られた後の再販売ルートには注意が必要です。
流通ルートや売り方によってはその商品を作った企業やブランドのイメージが損なわれる恐れがあります。
トラブル回避のためにも、業者に再販売のルートを確認しておくのが良いでしょう。
まとめ
業者による倒産品の買取について紹介しました。
当社は閉店商品・倒産商品の買取を強化しています。
どのような商品が買取可能なのか「閉店倒産商品」ページをご確認ください。