在庫を持つことはなぜ悪い?その理由を解説します!

「多くの在庫を抱えている」
「在庫を持つことのデメリットが分からない」
このような方はいませんか。
売り上げを上げるためにある程度は必要ですが、同時にデメリットもあります。
そこで今回は、在庫を持つことはなぜ悪いのかご紹介します。

過剰在庫によるデメリットとは?

事業を行う上で、適切に商品を管理することは重要です。
売り上げや利益を高めるために、在庫を抱えることは必要でしょう。
しかし、過剰に在庫を抱えると会社にとってさまざまな影響を及ぼします。
では、過剰在庫が持つデメリットの中からいくつかご紹介します。

キャッシュフローが回らない

過剰在庫を抱えるデメリットのうち、一番影響が大きいのはキャッシュフローが回らないことでしょう。
商品を仕入れるときには多くの資金がかかります。
ということは、仕入れの際は一時的に商品が増えている、資金が減っている状態になります。

再び資金に変えるためには、商品を売らなければなりません。
逆に、売れなければいつまでも手元に資金がない状態になってしまいます。

もちろん、過剰在庫として抱えている商品が翌期に売れれば資金は戻ってきます。
しかし、元々売れ残った商品が翌期に売れるとは限らないでしょう。
このように、多くの在庫を抱えすぎてしまうことで、リスクがある経営状態になってしまいます。

コストがかかる

小売業や流通業として商売する際に、安く仕入れたものを高く売ることは基本ですよね。
そのため、ある程度は商品を在庫として持っておく必要があるでしょう。
在庫として持っておくことでメリットがあります。
品切れを防ぐ、大量に仕入れることで単価を安く抑えられる、不具合に対応できるなどがあります。

一方、過剰に在庫を抱えるとどうなるでしょうか。
多くの在庫を抱えた場合、それに伴ってコストがかかります。
在庫のための、保管費、維持費、輸送費などのコストが、商品の大きさや量に比例して増えていきます。

先程述べたように、過剰在庫はキャッシュフローの悪化をもたらします。
さらにその上で、過剰在庫による多くのコストがかかると、どうなるでしょうか。
それは結果として、さらに経営状態を圧迫することにつながります。

まとめ

今回は在庫を持つデメリットをご紹介しました。
経営をする上で、在庫を抱えすぎることの危険性を理解していただければ幸いです。
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