在庫を抱えていると悩まされることも多いですが、在庫を抱えているだけでコストがかかってしまうことをご存じですか。
在庫があるだけでコストがあるなんて不思議な感じがしますね。
そこで今回は在庫を抱えることで生じるコストと在庫コストを抑える方法をご紹介したいと思います。
在庫を抱えるコスト
いつの間にか抱えてしまっている在庫コストの内訳を3つ紹介します。
1つ目は在庫を維持するために必要なコストです。
在庫を保管しておくには倉庫などの収納スペースが必要ですよね。
倉庫には他人から借りて使用する外部倉庫と手持ちの倉庫を使う自社倉庫の2種類があります。
外部倉庫の場合は保管費用を、自社倉庫の場合は設備費用や倉庫の保険料などを支払う必要があります。
また、在庫の状態を確認する人件費も在庫の維持コストに含まれます。
2つ目は棚卸資産評価損で生じるコストです。
棚卸資産評価損とは本来の価格で売ることが難しくなったために商品を安く売った際の損失のことを指します。
セールなどで商品が安く売られているのを見たことありますよね。
そのときに棚卸資産評価損棚が発生しています。
棚卸資産評価損に含まれる商品は災害の影響を受けたものや商品の品質が落ちたものが含まれています。
3つ目は値下げ分の補填費用です。
棚卸資産評価損の影響で小売店が商品の値段を下げたときに生じる損失を賄うための費用になります。
小売店に納入する業者は小売店の損失をカバーするために商品の値段を下げて小売業者に差額を返金する必要があります。
在庫コストを抑える方法
評価方法の見直し
在庫の評価方法を変えると棚卸資産評価損の結果も変わります。
棚卸資産評価損の数値が変化すると節税に繋がるなどコストを抑えられるため会社に合った評価方法を探してみてはいかがでしょうか。
ただ、業種や業態によって使用できる評価方法が変化してくるため適切な方法を選ぶようにしましょう。
管理システムの導入
在庫コストを抑えるためには現状を把握する必要があり、在庫管理システムの導入が有効となります。
在庫管理システムは在庫の数や保管場所、入庫出庫の管理を手助けしてくれます。
今まで在庫の管理に携わっていた人件費を削除できたり、無駄な在庫を減らせたりするため、余分なコストカットが望めますよ。
まとめ
今回は在庫によるコストと在庫コストを抑える方法の2つを紹介しました。
在庫を維持するために必要な費用や後々売ったときの損失によるコストがあると分かってもらえたと思います。
閉店商品・倒産商品の買取を強化しています。
どのような商品が買取可能なのか「閉店倒産商品」ページをご確認ください。