経営をしていると在庫に悩まされることも多いのではないでしょうか。
もしかしたら、それは適正在庫の量を満たしていないからかもしれません。
そこで今回は適正在庫について、適正在庫を保つ方法を紹介します。
そもそも適正在庫とは
適正在庫とは経営を続けていくために必要な考え方です。
在庫が多すぎると維持費などの多額のコストがかかり経営を続けられません。
しかし、在庫が少なすぎても本来得られたはずの利益を逃してしまいます。
適正在庫の量は会社によって変わってきますが、適正在庫はリードタイムと経営戦略、変動の3つで決まります。
リードタイムとはお客様からの注文を受けてから納品するまでにかかる時間のことです。
お客様へ届ける納期よりリードタイムが長くてはいけません。
例えば、通販を利用したときにできるだけ早く商品が届いて欲しいですよね。
商品の到着が遅いとクレームをもらいかねません。
そこで会社はすぐに発送できるようにある程度の在庫を揃えておく必要があります。
一方、経営戦略的に納期がリードタイムよりも長い場合は、在庫を抱えておく必要はありません。
例えば、1年間で生産量が決まっているフェラーリなどのオーダーメイドのものが挙げられます。
3つ目の変動とは需要の変動を指します。
いつ需要が高まり商品が売れるかという予測を行う必要があり、商品の大ヒットを予測して在庫を抱えておくと供給が間に合わないという事態を免れます。
適正在庫を保つ方法
在庫を減らす
適正在庫を知るには公式があります。
その公式を使い適正在庫を求めてみると今ある在庫が適正在庫よりも多いというケースが見受けられます。
闇雲に在庫を抱えておくと会社の経済を圧迫するため廃棄できるのであれば在庫を減らしてしまいましょう。
発注方法を変える
適当な発注方法でないと余剰在庫が生まれます。
一度発注方法を見直すことは有効と言えるでしょう。
発注方法には大まかに分けて定期発注方式と定量発注方式の2種類があります。
定期発注方式は毎月同じ日に発注をかける方法です。
毎回発注量は変化するため手間はかかりますが、需要に対応しやすいメリットもあります。
定量発注方式は在庫がある程度減ったら注文をする方法です。
商品が売れないと在庫が増えてしまいますが、発注の管理は楽です。
まとめ
今回は適正在庫について、適正在庫を保つ2つの方法をご紹介しました。
適正在庫の重要性がお分かりいただけたと思います。
是非この記事を参考にして適正在庫を維持してくださいね。
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