決算時に必要な棚卸しとは?在庫を抱えているあなたにお教えします!

「棚卸しという言葉を聞いたことはあるけれど、よく分からない。」
このような方がいらっしゃるのではないでしょうか。
棚卸しは経営を行う上でとても大切な作業になります。
そこで今回は棚卸しの意味と棚卸しの対象となるものについて紹介したいと思います。

棚卸しの意味とは

棚卸しとは在庫管理のことを指します。
需要が多いため商品を大量に仕入れたものの、売れ行きが悪くなり多くの在庫を抱えてしまうことがありますよね。
そうなると維持費などのコストがかかり、会社に大きな負担を与えてしまいます。
そんな在庫をチェックするために棚卸しは必要になってきます。

棚卸しは商品の在庫数を数えて商品原価を把握することが目的です。
もし、パソコンなどの画面上に記載されている在庫数が本当にある在庫数と異なっていると大変なことになりますよ。
棚卸しは少なくとも決算のタイミングで行なわれるのですが、在庫の量によって税率や純利益が変化するため在庫を正しく数えることは必要不可欠な作業です。

在庫を多く見積もって計算してしまうと余分にお金を納める必要がありますし、少なく見積もってしまうと故意的に脱税をしたと疑われてしまうことに注意しましょう。

棚卸しの対象とは

特に決算時に必要な棚卸しの対象となるものはまだ販売していない全ての商品、製品以外にも副産物や原材料なども含まれます。
さらには未使用の手袋などの消耗品や切手などの貯蔵品も対象のため普段からの管理体制を万全にしておく必要があります。
棚卸しをする際には棚卸表に記録をしていくのですが、長期に渡って保存をするため、必ず正確に記録をしてきちんと保管するようにしましょう。

また、在庫の中でも品質が劣っているなどの不良品がある場合にはそのようにメモしておいた方が良いですよ。
通常の価格で販売できないものは売れても本来の利益を得られない棚卸資産評価損に含むことができる可能性があります。
棚卸資産評価損に計上できた場合は節税につながるため事前に把握しておくと後の計算で楽になりますよ。

また、扇風機などの使う期間が限られているものや新製品が発売されて陳腐化した商品も棚卸資産評価損に含められます。

まとめ

今回は棚卸しの意味と棚卸しの対象になるものについて紹介しました。
棚卸しは特に決算時に行う作業で会社の経営に大きく関わることが分かっていただけたと思います。
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