「自社製品の返品が多い」「販売依頼制度での、返品が多い」
ネット販売業務の在庫管理の担当者さんは特に、返品在庫は頭を悩ませる問題でしょう。
今回は、「返品在庫が増える4つの理由」について解説していきます。
■『返品在庫』とは
自社の商品を販売し、『返品』を受け付けている場合は、返品在庫が溜まります。
また、ネットショッピングでは、『返品』を受け付けている場合が一般的です。そのため、商品が想像と違った場合、返品される可能性があります。
このような『返品』で溜まった在庫のことを『返品在庫』と言います。 また、品物を納入し売れた残ったものは返品できる『委託仕入』の場合も返品があります。
例えば、書籍などは、『委託仕入』によって、コンビニなどに流通されますが、販売につながらなければ、これらの小売店舗は、業者に返品できます。
■返品在庫が増える原因
1.品物の質品物の質が低いと、返品の可能性が上がります。
衣服なら、糸のほつれや大きなシミがついていたりすると、返品になります。
ネット販売の場合も、品物の質が悪いことが大きな返品の原因になります。注文
した品と違う、『新品』を頼んだのに開封した痕跡がある、故障・破損している場合などです。
2.写真と現物の差「写真と現物の差」も、ネット販売での返品の原因になります。
服やカーペットなどの布製品は、消費者にとって、写真では分からない『素材』『色』のような要素が重要になってきます。
3.マーケティング
これは、依頼仕入の場合です。
販売店に運んでも、売れなかった品物は返品されます。依頼する店舗の客層、立地によっても、販売数は変わってきます。
もしくは、商品自体が、「どの層が商品のターゲットなのか」「いくらの価格でどこの店舗で、どのような宣伝やパッケージで、どんな機能を持たせるか」などのマーケティング活動が十分に行われないまま販売されている可能性があります。
4.不十分な品物説明店頭販売でもネット販売でも、『サイズ』や『型番』など、品物の説明が不十分な時に、消費者が「想像していた品物」とは異なる品物を注文する場合があります。そのような時に返品される可能性が大きく上がります。
今回は、「返品在庫が増える4つの理由」についての説明しました。白石商事では、「企業様の在庫処分品の買取業務」「インターネットでの商品販売業務」「輸出入事業」など、在庫処分に関する業務を行っています。返品在庫にお困りの方、ご気軽にご連絡下さい。
また当社では、閉店商品・倒産商品の買取を強化しています。
どのような商品が買取可能なのか「閉店倒産商品」ページをご確認ください。