「賞味期限が近い食品の在庫に困っている」「食品の在庫処分は、最終的には、捨てるしかないの?」
今回は、「食品の在庫処分の方法」について解説していきます。
■食品の在庫が余る原因
1.発注が多すぎた。
発注を多く頼みすぎた場合、当然食品の在庫が余ります。
賞味期限・消費期限が切れるまでに、在庫処分を検討すれば、食品を現金化できる可能性があります。
2.外国に輸出していたが、突然その国で規制が強化された。
食品の輸出事業では、突然輸出先の国の輸入規制が厳しくなることがあります。
この場合、輸出する予定で仕入れた在庫が余ってしまいます。
3.新パッケージに変更になった。
その商品の在庫が余っているのにも関わらず、パッケージが変わったという理由で古い在庫を早めに処分する必要が出てきます。
抽選応募などのキャンペーンが新パッケージと同時に始まったりすれば、店頭に古いパッケージ商品を置きにくくなります。
4.自社の商品で、パッケージなどの印刷ミスが起きた
自社で食品を作っている場合、パッケージの表記ミスなどが起こると、店頭で売れず、在庫が余ります。
■食品の在庫処分方法
1.安売りする
利益をあきらめ、「半額」などのシールを付けて、値引きコーナーを作成します。
商品にもよりますが、何もしていないよりも格段に在庫の売れ行きが良くなります。
2.廃棄する
「安売りしたくない」・「業者に流したくない」という方は、最終的に廃棄処分するしかありません。
3.同業者に売る
賞味期限が長い商品などは、同業者に売れる可能性があります。親しい同業者などがいたら、買い取ってくれるか相談してみましょう。
4.リサイクル業者に売る
余った食品を受け取って、ブタやトリなどの食用家畜の餌にしているリサイクル業者も存在します。
しかし、動物の肉を使った食品などを、動物に食べさせると、狂牛病のような病気につながる可能性があります。
食品によって、リサイクル業者に頼むか判断しましょう。
5.在庫処分業者に頼む
在庫処分業者の中には、食品の在庫を買い取っている業者があります。
食品の買取を行う在庫処分業者は、ネットショップなどで安く食品を販売します。
在庫の量が多い場合は、「安売り」「同業者への買取依頼」では消費期限・賞味期限に間に合わないことがあるので、おすすめです。
以上が、「食品の在庫処分の方法」についての説明でした。
白石商事では、「企業様の在庫処分品の買取業務」「インターネットでの商品販売業務」「輸出入事業」など、在庫処分に関する業務を行っています。
食品在庫の処分にお困りの方は、お気軽にご連絡下さい。
また当社では、閉店商品・倒産商品の買取を強化しています。
どのような商品が買取可能なのか「閉店倒産商品」ページをご確認ください。