不良在庫とは、「低需要」、「型落ち」などの理由から売れる見込みがなく、「他の商品を劣化させる」、「保管コストがかかる」などの理由で経済的に業績に悪影響を与える在庫のことです。
事業からの撤退を考えている方や、企業の物流部門の担当をしている方は、この『不良在庫』の処分に頭を悩ませているのではないでしょうか。
そこで今回は、「不良在庫の処分方法」を説明していきます。
不良在庫を持っていると損をする?
実は、決算期末の在庫が多いと、『売上原価』が上がり、所得が上がってしまいます。
仕入れた在庫が売れていないのにもかかわらず、所得は上がり、その分、法人税などの税金が多くなってしまいます。
不良在庫を持っていると、損をしてしまう場合があるのです。
不良在庫の処分方法
不良在庫の処分方法を3つ紹介します。
1.セールで売る
「在庫処分セール」などでとにかく売り切る売れない商品は、「在庫処分セール」などで安売りするのもアリかもしれません。
利益が出なくても、不良在庫を抱えている場合の損益分を軽減する可能性があります。
そのような場合は、とにかく安くセールで売ることも一つの手段です。
2.ネットショップで売る
ネットショップで、不良在庫を売る方法もあります。
店舗の数にもよりますが、店頭販売だけでは商品を見る可能性のある顧客数がかなり限られてしまいます。
ネットショップを使えば、商品を購入する可能性のある顧客とつながれます。
3.在庫処分業者に買い取ってもらう
在庫を買い取ってくれる業者があります。「在庫処分セール」や「ネットショップ」では、決算期末までに売り切れない可能性がありますが、業者に頼めば、確実に在庫を処分できます。
また、「安売りして企業のブランド力を落としたくない」といった方は、海外に販売ルートを持っている業者を探しましょう。
このような業者は、買い取った在庫を海外に販売します。自社でこのような処分ができない方にもおすすめです。
■まとめ
・『不良在庫』にも税金がかかります。
・税金対策として、『不良在庫』は、決算期末までに処分する必要があります。
・『不良在庫』の処分方法には、「在庫処分セール」「ネットショップでの販売」「在庫買取業者への依頼」といった方法があります。
以上が、「不良在庫の処分方法」についての説明でした。
白石商事では、「企業様の在庫処分品の買取業務」「インターネットでの商品販売業務」「輸出入事業」など、在庫処分に関する業務を行っています。
不良在庫にお困りの方、ご気軽にご連絡下さい。
また当社では、閉店商品・倒産商品の買取を強化しています。
どのような商品が買取可能なのか「閉店倒産商品」ページをご確認ください。