「滞留在庫が多くなってきたけど、良くないのかな?」「滞留在庫が溜まるのは良くないって聞くけど、どうして?」このようにお考えの業者様もいらっしゃるのではないでしょうか?
確かに、滞留在庫でも在庫には変わりないため、バックルームなどに在庫があれば、いつでも商品を出せる状態ということなので、滞留在庫が溜まることがいけない理由がわからないという方がいても、不思議ではありません。
しかし、滞留在庫を抱えている会社や店舗は決していい状態ではありません。では、なぜいい状況ではないのか。滞留在庫がもたらす、デメリットについてご説明します。
◆滞留在庫が溜まっている状況はなぜダメなの?
そもそも滞留在庫とは仕入れたものが売れずに売れ残った在庫を意味します。滞留在庫がたくさんあるのと、新しく仕入れたもので倉庫がいっぱいなのは状況は似ていても、店の状態は全く異なります。
つまり古いものがいっぱい溜まってきている倉庫と新鮮で売れているものがいっぱいある倉庫では、商品が売れる可能性が違います。そのためできるだけ滞留
在庫は抱えない方がいいのです。
◆滞留在庫を溜めるデメリットとは?
コストがかかる滞留在庫を置いておくことは別に損はないと思っていませんか?そんなことはありません。滞留在庫を溜めることで場所のコストは確実にかかっています。
また商品を整理する際も滞留在庫分を余計に整理する必要があります。
1.仕入れができない
上記にもあるように滞留在庫を溜めると当然倉庫や売り場の場所をとります。
そのため新しい商品を仕入れることができなかったり、仕入れることができても全く売り場に出すスペースがないため倉庫に溜まったりする状況が起きてしまいます。
滞留在庫を溜めるということは、売れる可能性のある商品の仕入れるスペースが小さくなり売上の向上に繋がりません。
2.悪循環が発生する
上記の二つが起こると悪循環となります。滞留在庫を溜めると売れない商品にスペースを取られ、売れる商品を仕入れることができない。そうなると仕入れた商品の一部があまり売れず滞留在庫となる。
すると、もっと仕入れるスペースが小さくなる。こうしていつかは滞留在庫でいっぱいになってしまいます。
◆まとめ
在庫は溜めていても本当にいいことはありません。
しっかりと決断してどうするかを決めましょう。当社では滞留在庫の買取も行っています。もし溜まってきていると感じる方がいらっしゃるのであれば一度ご相談ください!
また当社では、閉店商品・倒産商品の買取を強化しています。
どのような商品が買取可能なのか「閉店倒産商品」ページをご確認ください。