「個人事業主だけど在庫に関して何もわからない」
「在庫品に関しての注意点が知りたい」
このように思ってらっしゃる方は多いのではないでしょうか。
今回は、そんな方向けに在庫品に関する注意点について詳しく解説します。
在庫とは
最初に、在庫とはどのようなものかを解説します。
在庫には「商品」と「消耗品」の2種類があります。
在庫となる「商品」は、売ることを目的に仕入れます。
例えば、売れ残っている商品のほかに、生産をして販売できる状態の製品や、生産途中の半製品や仕掛品、材料などが含まれます。
在庫となる「消耗品」は、販売目的ではなく自分が使うもので、仕入れたが使いきれていないものです。
例えば、紙、ペン、テープ、段ボール、電球などの消耗品のことを指します。
原則、月末や年末などに棚卸しをしてどちらも在庫の数を把握しておく必要があります。
しかし、毎回同程度の数が残る消耗品に関しては、棚卸を省略しても良いです。
注意点
在庫商品の劣化
在庫商品を長い間抱えると、商品が劣化して価値が著しく低下してしまう可能性があります。
特に食品関連の商品は、劣化するスピードが早いので注意が必要です。
在庫には税金がかかる
仕入れ額と売上額の差額の関係で、在庫が多いとその分税金を支払わなければなりません。
在庫が増えすぎる前に在庫処分セールを行なったり、業者に依頼したりするなどして在庫を極力抱えないようにしましょう。
棚卸し
棚卸しとは、正しい決算を行うために在庫を数えることです。
正確な在庫を把握することで、正しい決算ができます。
ほとんどの企業が在庫の把握のために月末に棚卸しを行っているでしょう。
しかし、棚卸しをしているが「正直、よくわかっていない」、「どのように棚卸しをするのが良いかわからない」という方もいらっしゃるでしょう。
毎日の営業活動の精度を上げ、利益率を高めるには棚卸しに関する正しい知識を習得することをおすすめします。
棚卸しにどうしても手間や人手がかかってしまう方は、専門業者に依頼するのも良いかもしれません。
業者はプロなのでミスも少ないですし、効率も良いです。
そのため、自分で棚卸しをするよりもコストを抑えられるかもしれません。
まとめ
今回は、自営業の方向けに在庫に関して注意することを解説しました。
利益を最大化するためには徹底した在庫管理が重要です。
何かご不明な点がございましたらお気軽に当社までお問い合わせください。
また当社では、閉店商品・倒産商品の買取を強化しています。
どのような商品が買取可能なのか「閉店倒産商品」ページをご確認ください。