損益計算書は、会社経営をする上で必ず作成する書類です。
在庫があった場合には、どうやって計上するのでしょうか?
今回は、在庫を損益計算書に計上する方法をご紹介いたします。
損益計算書に在庫を書く方法
在庫を損益計算書に書くには、どうすればいいのでしょうか?
損益計算書への計上は、在庫品が売れ残っているときに行います。
本来、在庫品が売れたら貸借対照表に記入します。
しかし、在庫品が残り続けたら、価格が下がっていきます。
つまり、「資産としての価値」が下がったという意味で、残った在庫品は損益対照表に記入するのです。
この在庫品を年度末に残った場合、損益計算書上では「期末商品棚卸高」と表記します。
逆に、年度初めにある在庫品を「期首商品棚卸高」と表します。
この「期末商品棚卸高」は、「期首商品棚卸高」から仕入れた個数を足して、売れた個数分を引けば求められます。
そして、これを損益計算書の記載項目に沿って、記入していきます。
「期首商品棚卸高」も同様に記入します。
決算書の1枚目に損益計算書があるため、すぐに記入できる仕組みになっています。
その他に、「売上原価」を計上する場合もあります。
これを求めるには、次の式を用います。
「売上原価=期首商品卸高+今年度の仕入高ー期末商品卸高」
これも同じく、損益計算書に沿って記入します。
在庫商品を処理する方法
ここまで、損益計算書に在庫を計上する方法をご説明いたしました。
しかし、期末在庫が多いと、それだけ数字上の資産が増えて課税額も高くなってしまいます。
では、在庫をなくして資産にするにはどうすればいいのでしょうか?
その方法の一つに、業者による買取があります。
セールを行うなどの他の処分方法に比べると、処理する手間や時間が省けることがメリットです。
決算前に在庫をなくしたい場合でも、早急に対応してもらうことも可能です。
その際、買取査定を行う必要があります。
そのために必要なものもあります。
在庫品が多い場合は、商品リストと保管場所の写真、保管様子の写真、商品の写真が必要です。
これらをそろえて、査定に通れば買取が完了します。
おわりに
以上、損益計算書に在庫品を計上するポイントをご紹介しました。
白石商事では、在庫品の買取を行っております。
さまざまなジャンルの商品に対応しており、かつ再販売の経路を海外にも有していることが特長です。
在庫品の買取に関して、詳しく知りたい方は是非お問い合わせください。
お待ちしております。
また当社では、閉店商品・倒産商品の買取を強化しています。
どのような商品が買取可能なのか「閉店倒産商品」ページをご確認ください。