在庫を抱えていらっしゃる方や企業の方は、不良在庫についてご存じでしょうか。
不良在庫とは、売れる見込みのない、経済的に悪影響のある在庫を指しますが、その処理方法がわからない方もいらっしゃるでしょう。
本記事では、そのような方のために不良在庫のさばき方についてご紹介します。
不良在庫はなぜ良くないのか
不良在庫のさばき方についてご紹介する前に、なぜ不良在庫がいけないのかについてご紹介します。
結論としては、製品を作るために投じた資金が溜まってしまうからです。
多くの会社は営利目的であるため、自社のお金を増やそうとします。
そして、一般的に資金は現金と製品、売掛金という流れを繰り返しています。
そのため、資金の形を変化させたものである製品をそのままの状態で留めてしまうことはそのサイクルを止めてしまっていることを意味します。
つまり、不良在庫をためてしまうと資金繰りが悪化してしまい、最悪の場合倒産してしまうのです。
このことから、倒産を避けるためにも不良在庫を処理して、在庫管理をしっかりと行うことが重要です。
不良在庫のさばき方について
次に、不良在庫のさばき方についてご紹介します。
本記事では、3つの方法をご紹介します。
1つ目は、原価に近い価格で販売することです。
原価に近い価格であっても、在庫が50パーセント未満になれば利益は基本的にその後回収できます。
そのため、不良在庫を大量に抱えているという方は、原価に近い価格での販売を検討しましょう。
2つ目は、福袋として販売することです。
福袋を購入される方は、中にあまり使わない商品が入っていることを認識した上で購入されている方が多いでしょう。
そのため、不良在庫を福袋の商品の1つとして入れても、クレームを入れる方は少ないと予想されます。
しかし、賞味期限の切れているものや品質が落ちている商品に関しては、福袋に入れて販売することをおすすめしません。
3つ目は、人気商品とセットで販売することです。
人気商品や定番商品とセットで不良在庫を販売することで、在庫を減らせます。
そのため、不良在庫に関連する人気商品や定番商品がある場合は、セットで販売することを検討してください。
まとめ
本記事では、不良在庫がなぜいけないのか、不良在庫のさばき方についてご紹介しました。
本記事ではご紹介しませんでしたが、そのまま廃棄してしまうことや在庫処理会社に委託するのも1つの選択肢でしょう。
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