倒産した場合の在庫はどうなるのか心配されている方はいらっしゃいませんか。
今回は、倒産時の在庫の処分についてと、在庫を買い取ってもらうメリットについて紹介します。
倒産時の在庫処分について紹介
倒産とは、一般的に業績不振によって債務が返済できない状態に陥り、事業を回せなくなった状態を指す言葉だとされています。
これは、破産とは微妙に意味が異なり、破産とは清算のために行う法的な行為を指す言葉です。
そのため、倒産した企業が破産手続きをしているとは限らないと言えるでしょう。
会社や店舗が破産した場合の在庫は、一般的には買取を依頼することが多いでしょう。
これらの在庫は「倒産品」として扱われ、正当な理由がないまま勝手に売却することが禁止されています。
破産手続きを申請した会社の「倒産品」に関しては、破産管財人が換価処分を行いますが正当な理由があれば、自分で現金化が可能ですよ。
では、正当な理由とはどのようなものがあるでしょうか。
具体的には、破産手続きに必要な費用に充てる場合が主に挙げられるでしょう。
他にも、破産手続きを依頼する弁護士のための費用も正当な理由になります。
自分自身で買取を依頼したり、売ったりする場合、破産管財人から指摘を受けないように注意しましょう。
例えば、買取業者が親戚や身内である場合には、不当な財産隠蔽だと思われる可能性があります。
見積書をしっかり保管したり、価格について相場とかけ離れていないという証明が必要になるでしょう。
倒産品を買取の条件とメリットを紹介
倒産品を買い取ってもらうためには、条件があります。
それは、在庫が換価処分の対象であることです。
倒産品を買い取ってもらうメリットとしては、次のようなものが挙げられるでしょう。
まず破産手続きの費用が抑えられることです。
破産手続きには、弁護士費用や弁済金、配当金といった様々な費用がかかります。
在庫を買取に出せば、こういった費用を補えるかもしれません。
次に、処分する費用を節約できることが挙げられるでしょう。
廃棄する場合、在庫は現金化されないため費用のみがかかりますが、買取では在庫が現金化されるため、廃棄処分よりもコストがかからないです。
最後に、スピーディーに現金化できることが挙げられます。
安売りや閉店セールで格安で在庫を売却することで処分しようしても、全て売れる保証はありません。
また、全部売れるまでに長くかかるかもしれませんよね。
買取を依頼すれば、一度に全ての在庫を買い取ってもらえるため、スピーディーな現金化が可能ですよ。
まとめ
在庫の処分方法としては、買い取りサービスに依頼する方が増えています。
当社では、無料で見積もりを承っております。
在庫処分をお考えの方はお気軽にお問い合わせ下さい。
閉店商品・倒産商品の買取を強化しています。
どのような商品が買取可能なのか「閉店倒産商品」ページをご確認ください。