不良在庫はできる限り抱えない方がよいと聞いたことはありませんか。
不良在庫を抱えることで、維持にかかる費用だけではなく税金等も多くかかります。
そのため、できる限り不良在庫は抱えないことが重要です。
そこで今回は、不良在庫を処分するメリットについて解説します。
不良在庫を処分するとコストの削減につながる
売れる見込みがないと思われる商品を在庫として抱えることで、資産と考えられます。
つまり不良在庫を保有することで、不良在庫の維持に必要な倉庫費や人件費など様々な経費がかかり、株価に影響を与えます。
不良在庫が多いことはその分の税金も払う必要性があるため、不良在庫を処分することでこのような様々なコストの削減につながるでしょう。
加えて、融資を受けている場合は毎年銀行へ決算報告が必要です。
銀行の視点ですが、過去の推移を見ながら同業者と比較し、不良在庫の確認をしています。
そのため、不良在庫を抱えることで銀行から見た評価においても悪影響を及ぼしてしまうでしょう。
不良在庫は会社に保有されているだけでも悪影響を与えることになり、資金運用ができなくなるためなるべく早く処分することが必要です。
不良在庫を処分すると節税になる
所得を圧縮できる
不良在庫の廃棄処分は一見「商品廃棄損」として会社の利益が減少することになると考えられがちですが決してデメリットだけではありません。
不良在庫の費用が計上され、会社の利益を損なうということは利益が減るだけではなく税金も一緒に減るということにつながります。
そのため会社の節税にはとても有効的で効率的な方法なのではないでしょうか。
お金がかからない
不良在庫の廃棄にはお金がかかりません。
そのため、節税対策として資金操りには大きなメリットとなります。
状況によっては廃棄業者に対して不良在庫の商品を処分するためのコストはかかる場合もあります。
しかし、維持にも費用がかかる不良在庫を廃棄することで廃棄した在庫の税率の分だけ節税に繋がるでしょう。
また、不良在庫の処分方法にはセール品として販売することや業者に買取をしてもらう等があります。
セール品としての販売や業者に買取をしてもらうことで、不良在庫を現金化できます。
不良在庫の維持にかかる費用を削減するだけではなく、現金を受け取れるため積極的に不良在庫の処分をするとよいでしょう。
まとめ
今回は不良在庫を処分することのメリットについて解説しました。
不良在庫は処分することで多くのメリットがあるため、不良在庫を抱えている方は是非、処分を検討してみてください。
また当社では、閉店商品・倒産商品の買取を強化しています。
どのような商品が買取可能なのか「閉店倒産商品」ページをご確認ください。