商品販売をしている会社にとって文字通り「お荷物」となる大量の在庫は大きな悩みのタネとなってしまいます。
かといって、売れる見込みがないから処分しようにも、その方法がわからないという経営者の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、不要になった大量の在庫を処分する手順と方法をご紹介します。
本当に売れないかどうかをまず見極める
在庫処分を業者に頼む場合、もちろん自社で販売するよりも利益率は低下します。
ですから、「在庫」とひとくくりにせず、セールを仕掛ければ売れそうな商品、来年まで待てば売れそうな商品などを見極めた上、本当に売れない商品だけ処分を依頼するようにしましょう。
在庫処分はできるだけはやく
売れる見込みのない商品の分別が終われば、できるだけはやく
業者に処分の依頼をしましょう。
不良在庫は倉庫のスペースを圧迫し、管理コストを消費する「金食い虫」です。できるだけはやく処分の手続きをすすめましょう。
業者にも得意不得意がある
「在庫の買い取り」を謳う業者にも様々な種類があります。
あらゆるジャンルの在庫を総合的に取り扱う業者もあれば「アパレル専門」など、ある業界に特化した業者もあります。
自分の会社の商品をよく知っている、また、処分後の販売ルートや処分のノウハウをもった業者をあらかじめ調べた上で依頼するようにしましょう。
在庫処分方法は2種類
業者による在庫処分には大きく分けて2つの方法があります。
1つ目が、在庫を一括で買い取り、自社で販売する方法です。
一気に買い取ってくれるため倉庫はすっきりし、新たな商品を補充することができます。
もう1つの方法は、在庫はそのままで、在庫処分業者と連携して販売する方式です。
販売を委託することで新たな販路を確保できる上、適正価格を維持しながら販売をすることができます。
便利な「出張買い取りサービス」
買い取ってくれるのはありがたいものの、全ての在庫を買い取り業者までもっていくのは大変な作業ですよね。
せっかくの販売益も輸送コストで帳消しになっては最悪です。
ですが最近、自社の倉庫まで出張査定、買い取りに来てくれる業者が増えています。
このサービスを使えば、在庫処分時のコストも大幅カットできます。
いたずらに在庫をため込むのは会社の経営にとって悪影響となります。在庫処分の決定はできるだけ素早く、そして、出張サービスなどを活用しローコストで処分できるよう工夫しましょう。
また当社では、閉店商品・倒産商品の買取を強化しています。
どのような商品が買取可能なのか「閉店倒産商品」ページをご確認ください。