ポケカのレアリティは少し前から記載されるようになりました。
しかし、かなり前に販売されているパックにはレアリティが記載されておらず、どのレアリティなのかマークを見なければわからない状況となっていました。
また、ハイクラスパックのようにレアリティが未記載となっているパックもあるなど、普通のパックとは異なる状況になっているものもあります。
今回はポケカのレアリティについて解説する他、レア度を把握するためのポイントについて取り上げます。
ポケカになぜレア度が書いてないのか
ポケカはレアリティの記載が行われるようになりましたが、レアリティがわからないものもありました。
一般的な拡張パックは徐々にレアリティが記載されるようになり、どのレアリティで封入されているかわかるようになっています。
しかし、一部のパックやデッキについてはレアリティが記載されておらず、どのレアリティなのか把握できないものもあります。
- 旧裏カード
- ハイクラスパックに収録されているもの
- 構築済みデッキに収録されているもの
旧裏のカードにはレアリティが記載されていなかったため、マークを見て確認するしか方法がありません。
また、ハイクラスパックや構築済みデッキは現在もレアリティが記載されていません。
レアリティがわからないカードは、収録されているカードの加工などで判断するしかない状況となっています。
ポケカを売りに出す際は、レアリティのわからないカードを適当に判断される可能性があるため、しっかりした店で判断してもらう必要があります。
昔はレアリティを記載していなかった
旧裏時代のカードはレアリティが記載されていなかったものが多くなっています。
一般的なレアリティの表記ではなく、マークが記載されているだけになっており、わからない人が見てもレアカードが何かわからないものとなっています。
現在のカード | レアリティ表記は基本的にされている |
---|---|
旧裏のカード | マークしか表記されていないためレアリティがわかりづらい |
当時のカードを持っていたのは子供が多いことから、子供が全く把握できないような表記をしていたこともあり、レアカードと別のカードを交換するという事例も多く見られました。
現在はマークがどのようなレアリティを指しているのか把握できるようになっていることから、明らかにレアリティの違うカードをトレードする事例は減っています。
過去のカードはレアリティの把握が困難となっているものがかなり多いことから、保管する際はレアリティをしっかり見ておく必要があります。
現在もハイクラスパックにはレアリティ表記がない
現在のパックでもレアリティが記載されていないものもあります。
ハイクラスパックでは全てのカードがレアリティ表記なしという形になっており、SRかSARを引かない限りレアリティの存在がわからない状況となっていました。
レアリティが記載されていないのは、全てノーマルなどの扱いを受けているように思われていますが、実際にはカードの加工などによってレアリティは把握できるものとなっています。
ハイクラスパックを開封する際は、カードの加工をしっかり見るなどして情報を知っておくのが重要です。
ポケカのレアリティの見分け方
ポケカのレアリティは、基本的に記載されていることから、表記されている内容に従って分類していきます。
しかし、レアリティがわからないカードについては、見極める方法を知っていなければなりません。
不透明なレアリティとなっているものは、どのような加工がおこなわれているのかを優先して確認していくと、どのレアリティか判断できるようになっています。
まずは、加工を優先して確認していくと同時に、一般的なパックに封入されているものと見比べてみるのが大切です。
exやVと記載されていればRR
基本的なレアリティの把握方法として、exやVと書かれているものはRR扱いとなります。
加工がRRのように光っており、一般的なポケモンよりも豪華なイラストで記載されているものは、全てRR扱いとなります。
ただ、RRRが存在している時代では、VMAXとされているポケモンが事実上RRR扱いになっている点には注意しておかなければなりません。
一般的なパックのカードと同じような加工がされているものであれば、特に問題なくRR扱いとしてレアリティを把握できます。
何も記載されておらず、光っていなければCかU
何もレアリティが記載されていないものの、光っていないカードの場合はUかCのどちらかになります。
基本的には次の方法で見極めていくのがいい方法です。
サポートカード | すべてU |
---|---|
ポケモン | Cが中心ではあるもののUもある |
サポートカードはCで収録されているものがありませんので、基本的なレアリティはUCとして扱われます。
ポケモンについては進化ポケモンをUとして扱っているケースが多くなっていますが、たねポケモンでもU扱いで収録されているカードがあります。
ポケモンはレアリティが少し把握しづらい状況となっている点に注意しておかなければなりません。
ただ、光っておらず、通常のカードとして収録されているものはUかCのどちらかとして扱われるのは間違いありません。
ポケカのレアリティ早見表
SAR | スペシャルアートレア |
---|---|
SR | スーパーレア |
UR | ウルトラレア |
HR | ハイパーレア |
AR | アートレア |
ACE | エーススペック |
RRR | トリプルレア |
RR | ダブルレア |
R | レア |
UC | アンコモン |
C | コモン |
一般的なパックに収録されているものは上記のレアリティです。
拡張パックや強化拡張パックを開封する場合は、上記のレアリティを参照してください。
特別なレアリティ一覧
CSR | キャラクタースーパーレア |
---|---|
CHR | キャラクターレア |
SSR | 色違いのスーパーレア |
S | 色違いポケモン |
A | アメイジングレア |
K | かがやくポケモン |
TR | トレーナーレア |
PR | プリズムスター |
H | ひかるポケモン |
マスターボール加工 | マスターボールミラー |
ミラー加工 | ミラーカード |
特別なパックに収録されているレアリティは上記の通りです。
主にハイクラスパックや強化拡張パックに収録されている傾向が見られます。
過去に販売されているパック限定で収録されているものもあるため、現在はレアリティとして存在しないものも含まれています。
ポケカのレアリティの種類
ここからは、ポケカのレアリティの種類を解説していきます。
過去に存在しているものの、現在は存在していないレアリティもありますので、どのレアリティがあるのかしっかり確認しておきましょう。
SAR:スペシャルアートレア
SARはスペシャルアートレアとして導入され、VSTARユニバースから封入されています。
VSTARユニバースでは1BOXに1枚封入されているレアリティとなっていましたが、SVシリーズの拡張パックでは4BOXに1枚程度の確率で封入されている珍しいカードです。
以前はイラスト違いのカードはSRとして表記されていましたが、イラスト違いのカードと通常のSRを同じものとして扱わないように、表記が変更されることとなりました。
SVシリーズ以降 | SARとSRは分かれている |
---|---|
Sシリーズ以前 | SAR扱いのカードもSR扱いとなっている |
通常のイラストとは異なるSRとして封入されているため、出現率もイラストの豪華さもあり高額で取引されているものが多く見られています。
多くのユーザーが狙っているレアリティの1つとしても有名となっており、SARのサポートカードを中心にどのようなイラストで収録されるのか注目されています。
SR:スーパーレア
スーパーレアは現在の裏面になってからは全てのパックに存在しているレアリティです。
基本的に拡張パックや強化拡張パックには1BOXに1枚収録されており、SARやURが出現しなければ確実に手に入るものとなっています。
なお、スーパーレアは1BOXに2枚収録されているものも存在しており、運が良ければBOXを開封するだけで2枚手に入ることもあります。
また、一部のデッキに隠れレアリティとして存在していた時代もありました。
- スタートデッキ100(特定の番号のみSRが収録)
- ハイクラスパック(低確率で出現する)
現在発売されているハイクラスパックは、低確率でSRが封入されているものとなっており、運が悪いとなかなか手に入らないような状況となっています。
また、Sシリーズ以前のSRにはイラスト違いのカードも収録されており、イラストの違うSRがかなり高い値段で取引されている時代もありました。
現在はSRとSARに分けられたことでイラスト違いがSRに収録されていることはありませんが、過去にはSRが相当注目されていたのは間違いありません。
UR:ウルトラレア
ウルトラレアは金色の枠で作られているカードです。
封入されている確率は10BOXに1枚程度とされているものも存在しており、実は低確率で手に入るカードとなっています。
主にグッズやエネルギー、パッケージに使われているポケモンのUR仕様が封入されており、一部のカードは高騰しています。
金色の加工ですのですぐに見分けられるレアリティとなっており、外側の枠だけを見ても豪華であることがわかるレアリティです。
HR:ハイパーレア(廃止)
ハイパーレアはSMシリーズとSシリーズに存在したレアリティです。
加工は白を基調としたものにUR加工が施されているような感じになっており、SRよりも豪華な加工が使われています。
サポートカードとポケモンが収録されるレアリティであり、3BOXに1枚程度の確率で出現することから比較的見られるカードでもありました。
しかし、Sシリーズの途中まではHRにイラスト違いが収録されており、とんでもない値段で取引されることがありました。
スターバース以前のSシリーズ | HRにイラスト違いはない |
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フュージョンアーツ以前のSシリーズ | HRにイラスト違いのポケモンが存在する |
現在はHR自体が廃止されましたが、フュージョンアーツ以前に作られていたHRのイラスト違いは低封入率ということもあり高い人気を誇っています。
現在では30万円を超えるカードも存在しているなど、HRのイラスト違いはかなりの人気であるのは間違いありません。
しかし、スターバースからHRのイラスト違いは廃止、SVシリーズ以降はレアリティがなくなりました。
AR:アートレア
ARはVSTARユニバースに登場したレアリティです。
一般的なポケモンに別のイラストを用意したものとなっており、封入率自体は1BOXに3枚程度と簡単に見られます。
ARはSVシリーズでも引き続き登場しており、カード前面にイラストが使われていることで人気のカードもあります。
封入率が高いことから手に入りやすいレアリティです。
ACE:エーススペック
エーススペックは、BW時代に初登場したものの、長らく消滅していたレアリティです。
利用する際はデッキに1枚しか入れられないものの、強力な効果があります。
SVシリーズのワイルドフォース、サイバージャッジから復活し、強力なカードが何枚も登場しています。
封入率は1BOXに1枚です。
RRR:トリプルレア(廃止)
RRRはSシリーズに登場していたレアリティです。
主にVMAXのカードを収録していたレアリティで、1BOXに2枚封入されています。
しかし、SVシリーズからVMAXが消滅したことで、レアリティも廃止されました。
現行のレギュレーションで使えるカードが消滅すると、RRRはスタンダードでは使えなくなります。
RR:ダブルレア
RRは基本的にどのパックにも収録されているレアリティです。
現在のRRは側面がRと同じような加工が施されており、上半分にポケモンが大きく描かれています。
exポケモンが該当しており、強力な効果を持つポケモンも多数存在します。
収録枚数は1BOXに4枚から5枚です。
R:レア
Rは側面が銀色の加工になっているカードです。
ポケモンのほか、一部サポートカードも該当しています。
強い効果を持っているカードが一部あるため、Rでも高いカードがあります。
収録枚数は1BOXに最大8枚です。
U:アンコモン
アンコモンはサポートカードのノーマル仕様などが収録されるレアリティです。
サポートカードは全てU扱いで収録されています。
他にも進化後のポケモンがU扱いとなっているケースがあります。
1パックに最低1枚、多い場合は2枚収録されるレアリティです。
C:コモン
Cは一番出やすいレアリティです。
全てのパックに3枚程度収録されているため、すぐに見られます。
ポケモンのたねポケモンが主に該当しているレアリティです。
ポケモンカード特殊レア度のカード一覧
続いてポケモンカードにある特殊レア度のカードを紹介します。
これから紹介するレアリティは一部のパックにしか収録されておらず、中には既に廃止されているものもあります。
遭遇するケースが低いものばかりですので、購入する際はしっかり覚えておきましょう。
CSR:キャラクタースーパーレア
キャラクタースーパーレアは「VMAXクライマックス」のみ収録されているレアリティです。
キャラクターレアのSRという位置づけで作られたもので、加工はSRのポケモンと似たような形になっています。
現時点で他のパックに収録されていないレアリティとなっていることから、実はかなり特別なレアリティです。
今後別の形で収録される可能性はあるものの、代わりに作られたSARの存在もあり復活する可能性はあまり高くないと想定されています。
CHR:キャラクターレア
キャラクターレアは、SMシリーズとSシリーズで登場したレアリティです。
キャラクターが前面に描かれているレアリティとなっており、ARと似たようなカードとなっています。
封入率はパックごとに異なりますが、多いものであれば1BOXに3枚封入されていることから、ほぼARと変わりません。
SVシリーズ以降はARに置き換えられたことにより、現在は特殊なレアリティという扱いになっています。
SSR:色違いのSR
SSRは、色違いが収録されているハイクラスパック限定のSRです。
ハイクラスパックは3年に1回ペースでポケモンの色違いを封入しており、色違いのポケモンを他のカードと分類するためSSRという形でレアリティが作られています。
現在封入されているパックは次の通りです。
- シャイニートレジャーex
- シャイニースターV
- GXウルトラシャイニー
SSRは1BOXに1枚封入されているカードで、BOXを購入すれば確実に手に入ります。
過去のカードで人気のポケモンは高騰する傾向があります。
一方で出現率が高くなっていることから、最近発売されたシャイニートレジャーexではあまり高いカードが存在しないという状況も発生しているのです。
S:色違い
Sは色違いのポケモンに作られているレアリティです。
SSRはexやVなど、特殊なポケモンに対して作られているレアリティでしたが、Sは一般的なポケモンに対して作られているレアリティであり、SSRより見かけやすいものです。
こちらもシャイニーと名前が付くパックに収録されており、1BOXに3枚封入されているため出現しやすくなっています。
色違いの中には人気ポケモンが含まれているケースもあり、一部高騰しているカードもあります。
A:アメイジングレア
アメイジングレアは、特別なポケモンに付与されたレアリティです。
ゲーム内で伝説とされているポケモンに対して付与されており、一部のパックのみ出現するものとされています。
- 伝説の鼓動
- シャイニースターV
伝説のポケモンは強い効果を持ったものが含まれていることから、別のレアリティという形で収録されました。
Aは1BOXに1枚収録されているものとされていますが、シャイニースターVは封入されていない場合があります。
現在は伝説のポケモンに目を付けたパックがないことから、レアリティが事実上廃止されています。
K:かがやくポケモン
かがやくポケモンは、バトルリージョンから出現したレアリティです。
デッキに1枚しか入れられないルールを持っているかがやくポケモンにのみ与えられたレアリティで、強力な効果を持っています。
封入率は1BOXに1枚だけとなっていますが、何度か再録されているため手に入りやすいものも一部存在します。
Fレギュレーション時代に何度か出現しているレアリティでしたが、SVシリーズ以降は収録されていません。
TR:トレーナーズレア
トレーナーズレアは、特殊なトレーナーカードにつけられたレアリティです。
初めて収録されたのはタッグボルトであり、SMシリーズの後半に作られたものとなっています。
封入率は1BOX1枚で、強力なトレーナーカードとして収録されたことから高額化しているものもあります。
SMシリーズの終了と同時にレアリティが見直され、現在は収録されていません。
PR:プリズムスター
プリズムスターは、SMシリーズに登場したレアリティです。
かがやくポケモンに似た性質を持っており、1BOXに1枚しか収録されていない他、デッキに1枚しか入れられないカードにつけられたレアリティとなっています。
強力な効果を持っているものが多く、エクストラバトルで使われているケースがあります。
こちらもSMシリーズの終了と同時にレアリティが廃止されました。
H:ひかるポケモン
ひかるポケモンは色違いポケモンに用意されたレアリティです。
2000年に発売したポケモンカードneoシリーズに封入されており、現在ではほぼ見かけないカードとなっています。
光り方が特徴的で、かなり強い光を放っていることから目立つカードです。
シリーズの変更と同時にレアリティが廃止され、現在は作られていません。
マスターボールミラーとは
マスターボールミラーは、ポケモンカード151のみ登場したレアリティです。
一般的なレアリティにマスターボールのミラー加工が施されています。
1BOXに1枚しか収録されていない他、収録枚数がかなり多いことから一部のカードが高騰しています。
今後再登場の可能性はあるものの、現時点ではポケモンカード151以外で利用されていません。
ミラーとは
ミラーカードとは、ミラー加工が施されているカードです。
レアリティは未記載とされているものもあれば、記載されているものもあります。
ミラー加工も多数用意されており、モンスターボールの加工やただのミラー加工となっているものなど様々です。
定期的に登場しているレアリティであり、最近でもポケモンカード151に収録されています。
レア度が書いてないポケカの見分け方
レアリティが書かれていないポケカを見分けるためには、まずマークが記載されていないかチェックしてください。
過去に販売されたカードの中で、レアリティが書かれていない代わりにマークが記載されているものもあります。
マークが記載されている場合は、旧裏やかなり前に販売しているカードとなりますので、後述の旧裏ポケカを説明している部分で確認してください。
他のレアリティを知るためには、次の方法で確認していくのが一番いい方法です。
- 加工を確認する
- 同じようなカードが存在していないかチェックする
加工を確認しておくと、似たような加工をしているレアリティが存在すると判明するため、ある程度レアリティを把握できます。
また、再録カードの場合は同じレアリティを持つ同名カードを見るだけで把握できますので、同じカードのレアリティを調べておきましょう。
わからなくなったときはとりあえず加工をチェックして、似たようなレアリティだと把握しておけば問題ありません。
加工で見極めるのが一番わかりやすい
一番わかりやすい方法が、カードの加工をチェックするというものです。
カードの加工によってレアリティはある程度分類できるようになっていますので、特殊な加工が施されているものは似たようなカードを探して確認しておきましょう。
同じような加工が施されているカードが見つけられれば、レアリティが記載されていなくても同じものと判断できるため、レアリティを間違える心配はありません。
主に再録カードでレアリティが記載されていないという状況が起こりやすいのですが、再録カードの場合は再録前のパックの情報さえ見ておけば、同じ加工だと判断できるためすぐ把握できるのです。
旧裏ポケカのレア度の見分け方
旧裏ポケカや20年以上前に販売されているカードの中には、レアリティが記載されていないものがあります。
代わりにマークが記載されており、マークによるレアリティの判断ができるようになっています。
マークについては次の意味を持っており、レアリティを判別する際には絶対確認しておかなければなりません。
レア | 星のマーク |
---|---|
アンコモン | ダイヤのマーク |
コモン | 丸のマーク |
昔のカードは光っているものがレアカードと判断できるのですが、光っていないようなカードにもレアカードが存在していたことから、マークを確認しておかないとレアリティは判別できません。
基本的に星のカードがレアリティが一番高く、ダイヤがアンコモン、丸であればコモンと判断しておけば問題ありません。
販売からしばらくはマークによるレアリティ判別となっていましたが、マークが小さすぎてわかりづらいことや、子供に把握させるのが難しいことから現在のレアリティに変更されました。
現在は旧裏と一部のカードのみがマークによるレアリティ判別の対象となっています。
マークを確認しなければレアリティはわからない
旧裏のカードは、マークを確認しなければレアリティがわかりません。
特にトレーナーカードのレアリティはわかりづらくなっており、マークを見ないと加工が同じ状態となっているためレアリティがわからなくなっていたのです。
必ず右下にあるマークを確認して、レアカードかどうかを判断しておかなければなりません。
知らないままカードを渡してしまうと、レアカードを渡していることに気づかない可能性があります。
第1弾の初版のみレアリティマークなし
気をつけておきたいのが、第1弾の初版のみレアリティマークが存在しない点です。
代表的なものは「かいりきリザードン」であり、実は初版で作られたものはレアリティマークがありません。
星が付いていないことで初版と判断できますし、ポケモンの説明が間違っていることから現在でも驚異的な価格で取引されています。
マークがついていないものは初版であると判断し、光り方などでレアリティを判別しなければならない極めて難しい状態となっています。
プロモーションカードの見分け方
ポケカにはプロモーションカードも含まれています。
プロモカードについては、現在「PROMO」という表記がありますので、レアリティがわかりやすくなっています。
困ったときは一般的なカードと同じく、左下にある表記が「PROMO」となっているか確認してください。
似たような加工が施されていても、「PROMO」と書かれていればプロモカードとして扱われます。
PROMOと記載されていないものは品番に「P」があるか確認
昔のカードにはPROMOと記載されていないものがあります。
記載されていない場合、品番の最後に「P」がついているか確認してください。
Pとついている品番はプロモカードとして扱われているため、レアリティが書かれていなくてもプロモカードです。
特に昔のカードは書かれていないことから、品番をチェックしないと何もわからない状態になっています。
ポケカのその他マークの見方
ポケカには他にもマークが存在しますが、一番注目しやすいのはアルファベットです。
左下にレアリティと同じく記載されているアルファベットは、初めてポケモンカードに触れた人だと気になる部分です。
ポケモンカードをただ収集しているだけであればアルファベットは気にしなくてもいいのですが、実際にプレイする場合は気をつけておきましょう。
アルファベットはレギュレーションを示すものであり、現在スタンダードで使える範囲を確認する際に用いられています。
アルファベットはレギュレーションを示す
アルファベットはレギュレーションを示すものであり、現在はAからHまで存在します。
レギュレーションはスタンダードで使えるものと、そうではないものを分類する際に用いられ、アルファベットを確認しておかないとスタンダードで使えないカードをデッキに入れる恐れがあります。
基本的に一番新しいアルファベット3つがスタンダードレギュレーションで使えるものとなっていますので、間違えて古いカードを入れないようにしておきましょう。
アルファベットは1年が経過すると新しいものに切り替わるようになっており、2025年にはIレギュレーションが登場する予定です。
ポケカのレア度に関するよくある質問
ポケカのレア度に関連する質問を見ていきましょう。
レア度の情報について迷いが出ている人もいます。
ポケカのレア度はどこに書いてある?
ポケカのレアリティは左下に記載されています。
現在はカードの番号の横に記載されているため、確認しておけばレアリティはすぐわかります。
ただ、過去のカードはレアリティの位置がずれているため、シリーズごとに確認しなければなりません。
ポケカで最高レアなのは?
現時点で最高レアリティはSARです。
ただ、出現率だけならURのほうが出にくい傾向もあります。
他のカードゲームにある、1カートンを買わないと出現しないようなレアリティは存在しません。
ポケカのマークなしとは?
マークなしというのは、旧裏のカードの初版を示しています。
旧裏のカードの最初に発売されたパックにはマークがありません。
そのためレアリティの判別が困難となっており、マークのあるカードと照らし合わせて確認する作業が必要です。
ポケカの★マークは?
ポケカの★マークはレアカードを意味しています。
旧裏のカードやBW時代までのカードが★でレア度を表記していました。
ただ、レアリティの確認が難しい時代だったこともあり、見直しが行われてレアリティが表記されるようになりました。
ポケカのレアリティまとめ
ポケカのレアリティは様々なものがあります。
現在もレアリティが追加される可能性は残されており、新しいレアリティ次第では高額カードを見極める材料となる可能性もあります。
BOXに封入される枚数が少ないレアリティも存在していることから、あまり出てこないカードは高額になるものと判断しておきましょう。
現行レギュレーションではSARやURはかなり見かけづらいものとなっており、出現率が相当低いことを覚えておくのがおすすめです。